本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

台湾旅行二日目

朝目が覚めて早速向かったのはバイキング!
楽しみにしていたんです。
ここでも隣の席の人は日本人(笑)
日本にいるのとなんら変わらないなと思いながら、日本では見たこともないフルーツを姉が持ってきたので一口パクリ。
私の好みではありませんでした(笑)
置かれているのも日本と大して変わりなく、大好きなハッシュドポテトを大量に食べました。ご馳走様でした。
二日目も昨日と同じく快晴!
むしろ昨日よりも暑い!昨日夜市で買った夏服を着て出発。
二日目のスケジュールは千と千尋の神隠しの舞台となった九份に行く予定だけど、その前にマッサージ。
足裏マッサージで有名なところに行ってみたんだけど、ここは日本語があまり得意ではないみたいであいさつ程度であとはもくもくと施術。
足裏マッサージだから芸能人がよく悶絶しているやつを想像していたんだけどまったく痛くなく、逆に痛かったのは足裏ではなく足の指。
効果あるのかわからないなと思いながら後にしたけど心なしか足がすっきり。
準備満タンになったところで駅に向かって九份行きの電車を探す。
しかしよくわからない・・。
私がiPodにいれたアプリを頼りに乗ったんだけど、なんだか異常に人が少ない?
不安になってガイドブックを読んだりネットで調べたらどうやら逆方向に進んでいることが判明!
慌てて次の駅で降りたはいいけど、どこに向かえばいいのかわからない。改札を出てうろうろ、改札内に入ってうろうろ。
結局駅員さんに聞きました。
一度台北に戻ったほうがいいようなので台北に戻り、そこでまた駅員さんに聞いたら、安くて早い時間のを教えてくれました。最初から駅員さんに聞けばよかった!
結局丸々一時間ロスしてしまったけれどこれこそ旅ってものだよね。
大して気にしていない私と違い姉はイライラ。まぁ、九份まで行くのに一時間あるからロスタイムは大きかったかも。
漸く本当の九份行きの電車に乗ったんだけど、これが今までとは違って、新幹線みたいな電車だった。私たちは指定席を取らなかったので約一時間たちっぱなし。
東京でも一時間たちっぱなしとかあるしあまり気にしていなかったんだけど、変わり映えしない景色に次第に飽きてくる。そろそろ足も疲れてきたなって時に到着。
ぱっと見、日本のお祭りのような場所。ここからバスに乗らなくちゃいけないので、とりあえず人々が向かっている場所に歩いて行ったらバス停を見つけました(笑)
なんとかなるものだなぁ。

しかしびっくりしたのは運転!
バスだというのに荒い!
しかも日本のようなつり革がなくて、しかも狭いから捕まるところがない!
踏ん張るにも運転が荒すぎて気を抜くと倒れてしまいそうな中、急傾斜を駆け上っていく・・・。
ついた!九份
しかし快晴の真昼間に来たせいか、千と千尋っぽさがまったくない。
しかもとんでもない人込みで歩くのが大変。
ゆっくり観光もできないありさまである。
既に日本時刻で14時頃。二人ともお腹がすいていたので、適当なお店に入るも昨日の予夜市と違って写真がないためどれがどれかわからず、無難そうな牛肉麺を注文。
出されたのはうどんのような麺と甘い味付けのスープ、柔らかい牛肉。
麺類では蕎麦、フォーが好きな私だと正直イマイチの味だったんだけど隣の姉は絶賛。姉が喜んでくれたなら来た甲斐があった。


ぎゅうぎゅうの中歩き続けるほど、やはり日本とは違うと思ったのは鳥の丸焼きがつるしてあったり、漢方のような匂いが充満していたりするところ。
日本でいうと中華街が一番近いかな。
やはりお茶が有名なようで試飲してみるととてもおいしく日本のほうじ茶のようだった。せっかくだし、実家へのお土産として3つセットのものを購入。

歩き疲れてカフェに入ると案内されたのは窓際の席。景色がとてもいいんだけど、少し手を伸ばせば頼りない格子があるだけの外。崖の上のカフェなのである。
何度も言うけど外は快晴。
思い描いていた九份のイメージとは違ったけれど、そこから見る景色は真っ青な空と同じ色の海、青々と生い茂る山。
強い風を感じているとここは南国なんだなって実感した。
日本でのせかせかした気持ちが薄れていって、ここが日本ではない異国の地であることが感じられた。
寒くてやるべきことに追われていた日本とは違って何も考えなくてもよい、暖かい場所。
雪国出身の私には寒い場所は慣れているけれどこういう暖かい場所は初めてで、心から解放された気分になれた。
今度からリフレッシュしたいときは南国に行こう。

しかし台湾に来て思ったのは放し飼いの犬の多いこと!
しかしどういう躾をされているのか、それともそういう気質なのかのんびりとしていて人を襲う気配がまったくない。
写真を撮られようが触られようがされるままである。
大の犬好きの私も異国の犬は危険かな?と思いながらも欲求に勝てず頭をなでると鼻を近づけてくれた。
日本の犬であればもふもふしたいところだけど異国の犬。ちゃんとワクチンや狂犬病の検査をしているかわからないのでそれ以上触らず、すぐさまアルコールのティッシュでふきました。でもとてもお利巧さん。


帰りのバスに迷いながらまたあの荒い運転に耐えて無事電車に乗り込む。
本当は指定席を取ろうとしたんだけど指定席のある電車はずいぶんあとなので諦めて各駅停車で帰りました。幸い座れることもできたんだけど、クーラーが効きすぎていて寒い!
今12月だよ!?と思いながらクーラーに耐え、無事台北に到着。
荷物をいったんホテルに戻してからまた夜市へ向かいました。
また生臭くなるまで魚介を食べて、満足しながら帰宅。早々に寝ました。