本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

好きなことをして生きるのは不可能ではない

実体験でないので申し訳ないんですが。

私の尊敬する『大原扁理』さんについて話そうかと思います。

大原扁理さんとは『20代で隠居』という本を書いた現役隠居です。

 

 

私がどうしてこの本に出会いこの本に惹かれたのか。
それは働くことに疲れ、休みを欲し、全てから逃れたいと思ったから。

いくら良い出会いがあって仕事にやりがいがあっても突然苦しくなるんです。

ニートを経験してるからこそ二度とニートには戻りたくないという思いとあの時みたいに自由になりたいという思いで葛藤するんです。

自分を奮い立たせようと自己啓発本や心を穏やかにさせようと禅の本を読み漁っていた頃、某ネットショッピングのあなたにおすすめの本に出てきたのがこれでした。

 

大原扁理さんは20代で週休5日、いわゆる『隠居』をされた方です。

残り2日はまだ社会に関わっているのですがそれ以外は気の向くままに過ごされています。

むしろ社会から遠ざかろうとしています。

けれどご自分で生計をたてておりますし、今でこそ書籍やネットの収入もおありでしょうが、以前は介護士という普通の仕事についておりました。

 

大原さんに興味を抱いたのは彼も数年間の引きこもりとハードワークを経験されていたから。

しかも彼は引きこもり時代をとても『活き活き』と過ごされていたのです。

私の場合引きこもりを後ろめたく感じる人間だったけど、好きな映画鑑賞や読書をして過ごせたニート生活も幸せであったのも事実です。

 

彼のすごいところは世間に流されず自分の幸せな生き方を貫き通したこと。

 

隠居生活を送っているからといって自堕落な生活をしているわけではないし、むしろお坊さんのように規則正しく健康な生活を送っておられます。

そのおかげで心も穏やかなご様子。

 

この本を読んでいると好きなことをして生きるのは恥ずかしいことでも不可能なことでもないんだなぁ、とのんびりと思える。

自分の生き方に責任さえ持てば、どんな生き方をしてもいい。

そう思えるようになれた。

 

どうしても辛くなったらこんな生き方もある。

そう思えるから今の仕事のある現状を頑張れるしありがたく感じられる。

 

心に残るおすすめの一冊です。