本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

素敵な方との短くも貴重な会話

 

最近私の運気が落ちている。
仕事が忙しく、愚痴の多い職場での機嫌取りに疲れてしまったのだ。
一方プライベートでは彼氏とも上手くいっておらず、家族の問題も山積み。
心身ともに疲れ切っている時、職場で尊敬する方と話す機会に恵まれた。
その方とは特別親しいわけではない。
私が一方的に尊敬しているだけ。
彼女(私よりも10個ほど上の女性)は仕事はきっちりとこなし、プライベートも充実させている。
オーラに余裕があるという感じ。
何より尊敬するべきところは人の悪口を言わないところ。
仕事をガツガツはやらないけど、人並み+αして、休むときはきちんと休む。
人に媚を売る真似はせず、風のように流れに任せるような人。
彼女と顔を合わす機会があったため、少しでも彼女とコミュニケーションがとりたくて、勇気を出して話をしてみた。

年下のあまり話したことのない人物に突然尊敬しているなんて言われても気色悪いだろうに、やっぱり彼女は風のように答えてくれた。
親身な方というわけではなく、清々しいそよ風のよう。


『私にも気分の浮き沈みはあるよ』
『下に落ちたらあがるだけだからね』
『愚痴を言ってる人はずっと治らない』
『怒ることにもエネルギーが必要だし愚痴を言う人は自分から問題を探してる。結局自分が疲れる』


全部ためになる話だった。
やっぱり、とても素敵で自然体な人だった。
毎日追われていると言いながらポンポン出てくるボキャブラリーの数々。

こんな女性になりたい。

ブログや心のうちでは言うことがあっても、誰かの前で誰かを傷つける言葉は言いたくない。
少なくとも愚痴はやめよう。

彼女と話していてそう思った。

彼女のように自分の人生の舵をしっかりととれるようになりたい。
誰かのせいなんて言いたくないし、自分がすることに責任を持ちたい。

姉にそんな人になりたいと言ったら『なれるよ、あんたは』と言ってくれた。


今日は気分良く眠れそうだ。