本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

私はカメ。

夕飯にチキン南蛮を食べたら胃もたれしました。
もう揚げ物は食べられないのでしょうか、私。
どんだけ虚弱なの。


さて、今日は覚悟していたとはいえ、嫌な出来事がありました。
最近嫌な出来事があるとショックを受けるよりも困ることの方が多い気がする。
答えがでなくて、迷う。
まさか20代も後半になってこういう出来事を経験するとは。
いや、病気を経て自分の中で何かが変わったのか。
しがみつく、っていうのが無くなったんでしょうね。
がむしゃらに頑張っていた自分はどこかにいなくなってしまって。
どこか諦観した自分がいる。


こういう時考えるのは器用に上手くこなす人や、父のように根性で乗り越える人の凄さ。
私は不器用だし、心が強い方ではない。
羨ましいな、と思うのが本音ではあります。
私もそうなれたらな、なれる、なってみせる。
そう思ってこの数年生きたら、病気になりました。
なれない人間もいるもんです。
でもそれが必ずしも悪いことではないと思う。
私は『ここまでやったら壊れる』というラインを知ることができた。
だから頑張りすぎない生き方をすることができている。
失敗から学べたものもあった。


私はウサギにはなれないからカメで頑張る。
ウサギとカメの童話を作った人には敬意しかない。
私は方向音痴のカメだからいろいろ迷うんだけど、その分いろんな景色を見れるのではないかなと思う。
そう思うと、少し救われる自分がいる。
カメでも途中リタイアしなければゴールに行ける。
私のゴールはどこかな。
人生で言えば死なんだろうけど、それじゃ少し深刻すぎる。
ゴールは目標とも言えるかもね。
ちいさな目標にたどり着くのさえ大変なカメ。
自分だけはそんなカメを受け止めて頑張れ!って言いたいものです。