本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

長文 セラミュ観劇

金曜日に乃木坂版セーラームーンを観に行きました。
はっきり言って久保ちゃん目当てです。
私微妙にセーラームーン世代じゃないし。
内容全然知らないし。
でも久保ちゃん見たさにチケット取ったんだけど、まぁ~普通の舞台と違って不安だった!
これでも趣味が舞台観賞なだけあって、いろんな劇場に行ったし、観てきたつもりです。
ミュージカルもストプレも好き。
だけど今回はいつものように早めに行ってびっくり!
大抵舞台は女性比率が高いのだけど、男の人がずらり!
そこでえっ、ってなった。
てっきりセーラームーンだし女性もそれなりにいると思ってたから男性ばかりとは思いもしなかった。
すっかり不安なまま列に並ぶ。
並ぶ男性の人たちの荷物の多さよ・・!
私もわりと荷物は多い方なんだけど、私の倍は持っている人ばかり。
何をそんなに運ぶの?としか思えない。
ますます不安になる私。
乃木坂のグッズなんて一つも持っていないもんで、これは私浮くのではないか?
もはや周り全てが乃木坂ファンにしか思えなくてミュージカルだからと気軽に来た私は場違いなのではないかと不安が募るなか、さらに衝撃が。
手荷物検査。
はい?って思ったよ。
舞台で手荷物検査なんてしたことない。
金属探知機をあてられたなんてもう何年も前。
いよいよ来たことを後悔しつつ劇場内へ。
グッズに加えてガチャガチャもあってそれは面白そうだったけど、すぐに窮屈になったのはグッズの交換がすぐそばで行われていたから!
初めましての状態で互いに持っているガチャガチャの中身を交換しあってて端からガチャガチャに興味なかった私は慌てて別の階へ逃げました。
実はペンライトだけは気になってた。
皆が持っているなか自分だけが持っていないのは浮くかなーと(もはや自意識過剰だ)。
でもグッズ交換とか行われてて単なるミュージカル観賞を目的としていた私には居心地が悪すぎた。
ライブでもないのにそれなりの値段がするペンライトを買う気にもなれなくて。
席はど真ん中。
めっちゃいい席!って歓喜したのもつかの間。
段差がないので前の席の方(やはり男性)が思い切りステージにかぶさって見えない!
ホール自体は大きいけど、私の知っている椅子とも違って少しがっかり。
そんな開始前からがっかりと不安を経験しながらいざ開幕。
最初に結論を言うと、行って本当によかった!
前知識がない状態で行ったから次の展開をワクワクしながら観ることが出来た。
そして皆さんレベルが高い!
失礼ながらアイドルメインの舞台だからクオリティは期待していなかったんだけどいい意味で裏切られました。
冒頭の台詞やダンスから惹きつけられました。
ネタバレになるから私の感想だけで止めるけど、推し補正なくしても久保ちゃんは上手だった。
久保ちゃんじゃなくて、『うさぎちゃん』という女の子がそこにいる。
久保ちゃんとは別人なんだなって思えた(でもしっかり久保ちゃん白い!細い!とか思ってたけど)。
他の女の子たちもそれぞれの役になりきっていてそれぞれ存在感を発揮してて(特に早川ちゃんが素晴らしかった)、すっかり魅せられてしまったよ。
セーラームーンと言えばこれ!
『月に代わっておしおきよ!』
このセリフが恥ずかしく感じることなく自然にかわいい!って思えるなんて思わなかった。
年齢的に決め台詞とかは恥ずかしくなるんだけど、それぞれの役が決め台詞を言うところはかわいかったりかっこよかったり。
すごく好きなシーンでした。
心通わせていくように歌っているのも印象的だったし、緩急がとても上手で終始目が離せなかった。
行くまでが不安で仕方なかったけど(台風の影響もあったしね)、いざ行ってみると大満足の舞台でした。
純粋にワクワクしたいと思っている女子にもおすすめ。
まるで子供の頃に戻ったみたいで楽しかった。


ライブショーではしっかり乃木坂ファンがもりあげてくれていていまいちテンションの上がらなかった(上げ方がわからなかった)私は少し申し訳なさを感じたけども。

そして一番の感想。
タキシード仮面かっこよすぎ。
惚れる。