本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

足るを知る

先月、今月はよく働きました。
ふう、疲れた。
今月もあともう少し。
というより今年もあと少し。
頑張ろう。


毎年恒例、NOLTYの手帳を買いました。
今年はメモ帳代わりにしか使わなかったからいらないかなぁと思ったんだけど、シフトを記入したり便利なので来年分も買っちゃいました。
色は同じ赤。
私は7月生まれなのでラッキーカラーは赤なのです。
それを知ってからなんとなく赤を好んで選んでいます。
デザインも今年と同じもの。
使いやすいのを使うのが一番です。


時折急にお金の亡者になる私。
突然節約したい!貯金したい!ってなる。
ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんの本は特に勉強になった。
代表作『3000円投資生活』を読んで私も投資を始めようと思ったのです。
少額から、それこそ捨てても痛手じゃない金額から始めて、1400円の利益。
投資として考えるとすくなっ!やってらんねー!って思う人もいるだろうけど、貯金と考えるとすごい。
預けているだけでお金が増えたんだから。
映画だって観に行けるし、本も買える金額。
それがたった半年間の投資での利益だから私としては大満足。
まぁ、これをいますぐ解約すると手数料とかで全部なくなっちゃうだろうから、もう少し利益が出るまで寝かせます。
あと『マネーという名の犬』も勉強になった。
ある日弱っている犬を助けた女の子が恩返し(?)にお金の使い方を教わる話。
何せ主人公が女の子だから、子供向けでとてもわかりやすい。
アホな私でも今後のお金の使い方について学ばせていただきました。
Kindleで読めるのでぜひ。
そしてそして。
こんな金の亡者になっているときこそ、私は禅の本を読む。
『知足』
足るを知る。
今あるもので十分満足だということを禅は教えてくれる。
ああ、ありがたいなって思うのです。
今日生きていること、食べるものがあること、話す相手がいること、寒さをしのげる場所があること。
感謝であふれています。
あ、また感謝病が始まってしまった(笑)
とにかく禅の本を読んだら無駄遣いはやめようって思えるんですよね。
何かの本で読んだんだけど、ある修行道場では、現金は1000円しか所持することができなかったそう。
現金は、なんて書いたけどもちろんクレカとか使えるわけじゃないですよ。
衣食住は確保されているけど、その衣食住を得ることがいかに大変かを学ぶのが禅なのかなと思います。
そんな環境の方がいることを知ると、自然と自分の『欲しい!』という欲求が抑えられていくんですよね・・。
と言いつつ、今日もコートを買ってしまったのですが・・・(必要なものだったので仕方がない)。
これまた何かの本では収入の10%は自分以外のことに使うべしと書いてあって、なるほど実践しようと思った次第であります。
今の私は経済的には決して裕福ではない。
それでも両親のために帰省したり、食事に誘ったり。
そういうことにお金を使えるのは幸せなことなんですよね。
一円も無駄にしたくないと思っているので(何せ金の亡者なので)、お金への執着は強いんですけれども。
今の私が10%の収入を自分以外の人に使うのは結構キツイ。
でもマザーテレサは痛みを感じるほどに人に与えなさいとおっしゃっている。
そこまでしないと人間はありがたさを感じないのではないでしょうか。
そんなことを悶々と考えています。


職を転々としている私にはお金が絶えることは決して他人事ではない。
おまけに病気も患っているので、なおさら。
最低限の暮らしでも幸せを見つける。
大事なことだと思います。