海水男
海水男という動画をYouTubeで観ました。
内容は味覚障害レベルの塩味好きの夫を持った妻の話。
感想としては実家を思いだしてしまった・・・。
私の実家はかなり濃い口の家でした。
幼い頃からその料理を食べていたのでうちが異常ということに気づきませんでした。
ただ今思えば母は正常だったんです。
うちの家族、親戚が薄い薄いと母の料理を批判していました。
子供の中で一番の濃い口だった私はよく味見当番をさせられてました。
母の舌で納得させる味は難しかったんだと思います。
で、私が最初の異変に気付くのは学校の調理実習。
私が味噌(味噌汁担当でした)を加え味見をしてよし!と思い先生に味見してもらうと先生が『しょっぱい!!』と。
これ、学校生活で必ず言われたけど単に私が配分間違えてしまったんだ(実際足したので)と反省しただけでした。
異常には気づかなかったんです。
それが何故気づいたかというと、高校を卒業して数年経った頃にダイエットの一環で調味料なしのサラダを食べ続け、断食をしたことが原因だと思います。
断食をすると味覚が鋭敏になります。
その結果、うちの料理を食べた時あまりのしょっぱさに驚いた。
母は漸く仲間が出来たと思ったでしょう(苦笑)
今まで子供の私からしても母の料理は薄いなぁっと感じていたんですが、今は特別そう感じません。美味しいです。
ただ他の家族に合わせるとしょっぱすぎます。
だから家族が醤油、塩、ドレッシング、マヨネーズとかけまくるとちょっと止めます。
今は異常だってわかるから。
という恐怖体験?を思いだした。
昔味噌汁の味が薄いと残してごめんなさい、お母さん。
というかうちの家族は塩分過多や糖分過多が多すぎる。
人間慣れって怖いですね。