本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

マチネは舞台でも使われる言葉

書きたいことが山のようにあった気がしたんだけど、いざパソコンを立ち上げるとパッと消え去ってしまった。
この間観に行った『マチネの終わりに』。
じわじわくる良さがあって、図書館で借りたものの期限内に読み切れず返却した原作を再度予約しました。
映画はやっぱりスピードが速い分理解しきれない部分もあったから原作の良さである詳細(繊細な描写)を知りたい!
パッと浮かんだ私の中の『洋子』は中谷美紀さん。
語学が堪能で、日本の美を感じさせつつもグローバルな考え方を持った人で合っているんじゃないかなーって想像してました。
・・・が。
映画を観たら石田ゆり子さんが素敵すぎて・・・!
もともと好きなお顔なんだけど、存在が唯一無二というか、声や性格が穏やかでありつつも芯のある背景が見えるお人(あくまで個人的主観)。
あ、ちなみに蒔野は最初から福山雅治さんをイメージしたけど、映画を観たらちょっと違うかな?って思った。
でも絵になるお二人でしたね。
目の保養。
原作も最後まで読んだわけじゃないから、後半で映画と原作が上手く結びつくのか楽しみです。
最後は映画でしか知らないけど、結末はとても切なく感じました。
切ないという言葉がすごくぴったりだと思う。
映画のキャッチコピーであった『三回しか会ったことのない人』というフレーズでなんとなくその後を予測できるでしょ?
でもその三回が二人にとっては本当に濃密な時間でかけがえのないもののはずだったからこそ、すれ違ったところは辛かった。
結末は賛否両論があると思うけれど、大人の二人だけど、二人には幸せになってほしい。
切ないよねー。
4度目の再会が美しく蒔野の洋子の運命がまた重なったんだとしたら嬉しいです。


もはや恋愛は面倒くさいと思いつつある私ですが恋愛をしたくなりました。
そう、恋愛がしたい。
観れてよかった映画でした。