本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

バルって何や?

 

昨日『バル』に行ってきました。

今までそういう場所に行った機会がなく、何それ?ってレベルだったんですけどね。

友達の友達がやっているお店ということで誘ってくれたので、初めてのバルにワクワクしながら行ってみた。

 

こぢんまりした小さなお店だったけどそれがまたすごくオシャレー(*゚▽゚*)‼︎

全体的に照明が暗く、暖色のランプがまたオシャレ。

音楽もオシャレ。

未知なる世界だけど、ものすごく安心できる場所でした。

なんだか隠れ家的な感じ。

 

初めてのお酒にも挑戦。

とっても飲みやすい!

でもそういうところってお酒の種類があまりにも多くてお酒経験の浅い私にはちんぷんかんぷん。

マスターにおすすめのものをつくってもらったらこれまたとってもおいしい‼︎

ミルクっぽいものにラズベリーとショコラが入っていて女子っぽくて可愛い(*´꒳`*)

料理もびっくりするくらい美味しくてボリュームがある。

たくさん食べたな。

チーズの盛り合わせに、コンフィ、メンチカツに名前の知らない(笑)サラダたち。

マスターおすすめのローストポークは肉厚で少しレアな感じがとってもいい!

最後に揚げなすの生ハム添えを頼んだんだけど、これが一番美味しかった。

サクッとした食感の後に茄子の瑞々しさが広がって、今まで食べてきた茄子の中で一番美味しかった。

 

びっくりするのがあれだけお酒もメニューもあって、席も満席なのにマスター1人で切り盛りしていること!

 

20歳頃から飲食を始めて、30歳の年に店を開いた。

たった10年であそこまで出来るんだって驚いた。

そして同じ飲食をやる人間として…触発された。

マスターのおっとりとした人柄、学んできた10年。

そういうもの全てが私の目指すところな気がした。

 

初めてのバルでお客としても大満足だったけど、人としても行けて良かったな。

 

そう思えた夜でした。 

夜型が朝型になるには難しい

私が自分が夜型人間だと知ったのは中学生の時だった。

 

夜型人間というよりは朝が弱い。

中学校は家から5分のところにあったから起きるのは七時過ぎで十分間に合った。

つまり夜更かししてもなんとか間に合っていた。

課題が終わらずいつも1時くらいに就寝。

たっぷり寝て、朝が来る。

その時からサイクルはおかしくなっていた。

オールも何度か経験した。

 

高校が朝5時半に起きないと厳しい場所にあった。

部活もあって夜は11時に帰宅。

今までたっぷり寝ていた人間が大きくサイクルを乱されることになる。

自分の時間を優先するあまりオールして学校に向かう。

睡眠時間は移動の1時間半。

あの頃は常に寝不足で眠かった。

ちょうど学校でも家庭内でもうまくいかなくなって不登校、引きこもりに。

この時から夜型が完成した。

朝5時に寝て、正午に起きる。

そんな生活を繰り返しながらなんとか高校を卒業した。

 

卒業後はもちろんこの生活スタイルを継続。

しかしこのままでは世間体が…とバイトをすることに。

仕事は何故か真面目だったので無欠勤、無遅刻。

酷すぎた夜型も改善されつつあった。

 

 

しかしこのブログでも何度か書いてある通り私はフリーターとニートを繰り返している。

その都度、朝型と夜型にいれかわった。

 

そして上京後の仕事は完全なる朝型の仕事だった。

あの恐怖の高校時代を上回る4時や5時起き…。

しかしこれを逃したらもう仕事はない。

そう思って頑張った。

結果根性で乗り切ったが低血圧なために午前中はずっと調子が悪かった。

 

やろうと思えば出来る。

ただ私の場合、夜型を完璧には改善できず睡眠時間が削れていき、次第に身体の不調は酷くなった。

 

そして現在。

今の仕事はどんなに早くても7時に起きれば間に合う。

常に疲れ切っていた頃とは違って体力も心も余裕がある。

 

結論を言うと、夜型から朝型になるのは相当の根性を入れないと厳しい。

私には向かなかった。

特にニートの時は完全に夜型に戻る。

 

ということで、きっと次転職しても、今みたいな遅い出勤時間の場所を選ぶと思う。

自分の体調を考えた上で仕事を見つけられたら嬉しいね。

 

 

 

 

習い事は自分の武器になる

毎年変わり映えしない自分の生活に危機感を抱いて、去年から習い事を2つ始めた。

 

1つはスポーツジム。

体を鍛えている人ってかっこいいと思ったから。

前々から一番興味があった習い事(?)である。

 

もう1つは料理教室。

私は料理が全く出来ない。

しかも職業は飲食業。

明らかに選択ミスな気がするけど好きな仕事だから続けたい!

ということで通ってみた。

 

実は1、2年ずっと料理教室に通いたかったけど、忙しさと行動力のなさで出来なかった。

それが去年偶然友達に料理教室の体験に誘われ、ちょうどそのとき私は今の職場に転職が決まっていて時間に余裕があった。

何かの巡り合わせだとしか思えずその場で入会。

 

 

…実はね、周りにはお金の無駄だって言われるよ。

確かに月会費は高いし、そこまでしなくても自分でやればいいだけと思う時もある。

ぶっちゃけ後悔したこともある。

でも全く料理の出来ない人間だと勉強になるんだなぁ。

行かない期間があると後悔するけど行くようになるとやっぱり勉強になる。

入ってから大体月に一回は必ず行ってるけど、行く前と行った後じゃ料理の技術は確実に違う。

 

それに人見知りMAXの人間が知らない人間の中で不慣れな料理を披露するのは精神的にとても鍛えられる(笑)

 

行くことで少しでもプラスに変われたんだから習い始めてよかった。

来月ももちろん行くつもり。

 

 

ただジムは最近全然行っていない(-_-;)

歩くのも走るのも好きだけど仕事帰りに行くとしたら荷物が多くなって不便だし、休みの日は結局別のことをしてしまう。

 

残念ながらこっちは退会することになりそうです…( ;∀;)

今日は給料日!

 

今日は待ちに待った給料日!

職場の人に『何か自分へのご褒美する?』って聞かれたから『しない』と返答。

絶賛節約中なので(先がわからないから)、ご褒美なんて余裕ないよなぁ。

働いたからもらってるでしょ?って言われたけど逆。

出費が多いから働くんですよ…。

 

だからスーパーでいつも通りの買い物をして、帰宅。

若干寂しい気はするけど、贅沢は敵!

さぁ、ご飯食べるぞ!

…と思ったら姉からLINEが。

『夜外で食べない?』

食べないよ!

そんな余裕あるか‼︎

外食代あったら…

あったら…

 

…欲望には勝てませんでした( ;∀;)

 

姉とお寿司を食べに行ってしまった(T_T)

回ってないお寿司。

おいしいよう( ;∀;)

お金は飛んで行ったけどものすごく美味しくて満たされた。

やっぱり自分へのご褒美って大事だね。

 

働いてお金をもらって自分のために使う。

 

あー幸せ。

 

友達を作るために自分を変えたこと

 

かつての私は友達がゼロと言ってもよかった。

 

…すいません。少しかっこつけました。

ゼロです、ゼロ。

ニート時代会ってくれるような人は同じくニートの人だけでした。

しかも友達と思っていたのは私だけだったらしく私が上京してからあちらから連絡が来たことは一度もありません( ;∀;)

何度か自分から連絡しましたが適当に終わりました(笑)

 

 

さて!

過去の話はここまでにして、現在の話ですが友達は限りなくゼロに近いけれど、誘えば月1で会ってくれる方が、3人ほどいます。

ゼロが3人。

大きな進歩だと自分では思っています。

 

 

せっかく上京しても家と職場の往復。

仕事が忙しいからまだ充実はしていたけれど、ちょっと寂しかった。

基本一人の方が断然楽で、一人でも普通に楽しめる人間だけど、上京してからささやかな夢があった。

 

友達と関東の観光地に行ってみたい。

 

これは一人では叶えられない夢。

せっかく上京しても以前とプライベートは変わらない焦り。

 

そんな時に職場に新しい方が来た。

私よりも年上のその人は、私よりも何倍もかわいくて、仕事ができて、趣味を楽しんでいた。

まただ、って思ったね。

上京してから何度も出会ってきたキラキラ女子。

私とは住む世界の違う人。

 

しかし彼女は何故か私によく話しかけてきた。

きっと職場では一番腰の低い人間だったから話しやすかったんだろう。

それくらいに思っていたのだが、仕事でミスをしまくる私を見て、おもしろいと笑ってくれた。

これね、ニュアンスが難しいけど馬鹿にする感じは全くないの。

むしろ彼女が笑うことによってピリピリしそうな雰囲気が仕方ないなぁって穏やかな雰囲気に変わった。

 

こんなつまらないコミュ障の私に、彼女は『浅草行こうよ』と言った。

何故浅草だったのか。

それはずっと前に私が何かの話の流れで『浅草に行ってみたい』と話したのを彼女が覚えていたからだった。

言った本人が忘れていたことを覚えていてしかも一緒に行こうと誘ってくれた。

 

ものすごく嬉しかった。

同時に戸惑った。

 

こんな面白くない人間と1日一緒にいてどうするの?

 嫌われないかな?

 

次第に嬉しさよりも不安が大きくなり理由をつけて断った。

しかし2ヶ月後くらい経った時に店の定休日があることが判明!

そして彼女は言った。

『その日空いてる?』

もう逃げられなかった(笑)

 

職場の人と遊びに行くなんて…と思っていた。

けど、右も左もわからない、完全受け身の私といても、彼女はよく笑う。

たくさん話をしてくれて、私の話を聞いてくれる。

私が話したことを笑ってくれる。

それはものすごく嬉しいことだった。

 

結果私たちは仲良くなれた。

仕事帰りにどこか行くことも多くなったし、休みの日に一緒にでかけることもあった。

 

そして彼女以外にも私に声をかけてくださる方がいた。

2個上のお姉さん。

私のことなんて無口で根暗な部分しか知らないだろうに、『ご飯行こうよ』と誘ってくれた。

これまた適当に受け流した。

 

でも、私が仕事を辞めることになり、その際にこのまま彼女と疎遠になるのは嫌だった。

勇気を出して自分から誘ってみた。

『ご飯行きましょう。いつ空いてますか?』

もし、その場のノリで言ってたんだったらどうしよう。

本当は行く気なんてないかも…。

 

そんな私の不安をよそに彼女は空いている日を教えてくれて、あっという間に実現してしまった。

そして彼女もまた、私のささやかな夢を何度も叶えてくれた。

 

今まで常に受け身だった私が、初めて人を誘ってみた。

その些細なことが私の人間関係を変えた。

 

誰だって誘ってくれたら嬉しいんだ。

私だって、嬉しかったように。

自分から行動するだけでこんなに違うんだと身をもって知った。

 

ちなみに上に書いた2人は出会いから三年くらい経ちますが今も連絡を取り合っています。

 

本当に友達が欲しいなら自分から誘わないとダメ。

幸いなことに関東には人が多い。

別れがあったとしても出会いがある。

 

これもまた上京して良かったことの一つです。