本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

せびられる方も辛いのよ。

私の身内はお金にルーズ。
私もそうだけど、浪費癖がひどい。
でも私の場合、いつもお金をたかられる方なのよ。
総額50万以上は下らないんじゃないでしょうか。
返ってきたのもあればそのまま・・の場合もあり。
私の身内は精神的に(私を含めて)ちょっと脆い人が多いので、お金がないとヒステリー、暴力が炸裂します。
そんな環境で育ち、現在進行形で振り回されております。
なんだかね。
『お金で苦労したから』
『だからトラウマで』
『情けない』
そんな言葉を聞きます。
からしてみたら本当にお金に苦労している人間はクレカなんて使わないし、欲しいものは貯めてから買う。
極力最低限のもので生活しようと努める・・・そういうことを気にしたことがない人間はお金に苦労しているとは言わないんじゃないですかね。
情けない、みすぼらしい。
分不相応じゃないですか、って話。
身の丈にあった生活しなさいよ。
美容院には行かないと、化粧品買わなくちゃ、新しい服も気になる、友達とランチ、飲み代・・・。
いい加減にして!って叫んだのはもう遠い昔のような気がする。
怒れば暴力炸裂で振り回されるのがわかっているから、もう面倒くさくて怒ることもしなくなった。
純粋に怖いですよ。
お金を渡さないと死んでやるって心理が私にはないんです。
双極性障害を患っていつ自分が働けなくなるか。
それが私には不安で仕方がない。
だからって周りに金をよこせ、じゃないと死んでやる!とは言いません。
私は生活の質を下げることで病気と付き合っていく道を選びました。
本当にね、辛いんです。
楽しい時間を過ごそうと会えるのを楽しみにしていると、突然来る催促の連絡。
ああ、またお金か、ってなります。
会いたくもなくなってくる。
お金に困っていてお腹が空いていて。
それだったら私だって手を差し伸べる。
でも、違うんだもの。
娯楽代のためだもの。
私が病気に一喜一憂しながら働いたお金が、他人の娯楽代に消えるのは、むなしいです。
そして貸しても既読スルー。
本当、むなしい。


こんな時マザーテレサの痛みを感じるほどに与えなさいって言葉で自分を納得させてる。
そうじゃないと悲しくてやってらんないです。
自分自身は宗教の押し売りは絶対しないけど、宗教家の教えは深いなぁと思うばかりです。