本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

習い事は自分の武器になる

毎年変わり映えしない自分の生活に危機感を抱いて、去年から習い事を2つ始めた。

 

1つはスポーツジム。

体を鍛えている人ってかっこいいと思ったから。

前々から一番興味があった習い事(?)である。

 

もう1つは料理教室。

私は料理が全く出来ない。

しかも職業は飲食業。

明らかに選択ミスな気がするけど好きな仕事だから続けたい!

ということで通ってみた。

 

実は1、2年ずっと料理教室に通いたかったけど、忙しさと行動力のなさで出来なかった。

それが去年偶然友達に料理教室の体験に誘われ、ちょうどそのとき私は今の職場に転職が決まっていて時間に余裕があった。

何かの巡り合わせだとしか思えずその場で入会。

 

 

…実はね、周りにはお金の無駄だって言われるよ。

確かに月会費は高いし、そこまでしなくても自分でやればいいだけと思う時もある。

ぶっちゃけ後悔したこともある。

でも全く料理の出来ない人間だと勉強になるんだなぁ。

行かない期間があると後悔するけど行くようになるとやっぱり勉強になる。

入ってから大体月に一回は必ず行ってるけど、行く前と行った後じゃ料理の技術は確実に違う。

 

それに人見知りMAXの人間が知らない人間の中で不慣れな料理を披露するのは精神的にとても鍛えられる(笑)

 

行くことで少しでもプラスに変われたんだから習い始めてよかった。

来月ももちろん行くつもり。

 

 

ただジムは最近全然行っていない(-_-;)

歩くのも走るのも好きだけど仕事帰りに行くとしたら荷物が多くなって不便だし、休みの日は結局別のことをしてしまう。

 

残念ながらこっちは退会することになりそうです…( ;∀;)

今日は給料日!

 

今日は待ちに待った給料日!

職場の人に『何か自分へのご褒美する?』って聞かれたから『しない』と返答。

絶賛節約中なので(先がわからないから)、ご褒美なんて余裕ないよなぁ。

働いたからもらってるでしょ?って言われたけど逆。

出費が多いから働くんですよ…。

 

だからスーパーでいつも通りの買い物をして、帰宅。

若干寂しい気はするけど、贅沢は敵!

さぁ、ご飯食べるぞ!

…と思ったら姉からLINEが。

『夜外で食べない?』

食べないよ!

そんな余裕あるか‼︎

外食代あったら…

あったら…

 

…欲望には勝てませんでした( ;∀;)

 

姉とお寿司を食べに行ってしまった(T_T)

回ってないお寿司。

おいしいよう( ;∀;)

お金は飛んで行ったけどものすごく美味しくて満たされた。

やっぱり自分へのご褒美って大事だね。

 

働いてお金をもらって自分のために使う。

 

あー幸せ。

 

友達を作るために自分を変えたこと

 

かつての私は友達がゼロと言ってもよかった。

 

…すいません。少しかっこつけました。

ゼロです、ゼロ。

ニート時代会ってくれるような人は同じくニートの人だけでした。

しかも友達と思っていたのは私だけだったらしく私が上京してからあちらから連絡が来たことは一度もありません( ;∀;)

何度か自分から連絡しましたが適当に終わりました(笑)

 

 

さて!

過去の話はここまでにして、現在の話ですが友達は限りなくゼロに近いけれど、誘えば月1で会ってくれる方が、3人ほどいます。

ゼロが3人。

大きな進歩だと自分では思っています。

 

 

せっかく上京しても家と職場の往復。

仕事が忙しいからまだ充実はしていたけれど、ちょっと寂しかった。

基本一人の方が断然楽で、一人でも普通に楽しめる人間だけど、上京してからささやかな夢があった。

 

友達と関東の観光地に行ってみたい。

 

これは一人では叶えられない夢。

せっかく上京しても以前とプライベートは変わらない焦り。

 

そんな時に職場に新しい方が来た。

私よりも年上のその人は、私よりも何倍もかわいくて、仕事ができて、趣味を楽しんでいた。

まただ、って思ったね。

上京してから何度も出会ってきたキラキラ女子。

私とは住む世界の違う人。

 

しかし彼女は何故か私によく話しかけてきた。

きっと職場では一番腰の低い人間だったから話しやすかったんだろう。

それくらいに思っていたのだが、仕事でミスをしまくる私を見て、おもしろいと笑ってくれた。

これね、ニュアンスが難しいけど馬鹿にする感じは全くないの。

むしろ彼女が笑うことによってピリピリしそうな雰囲気が仕方ないなぁって穏やかな雰囲気に変わった。

 

こんなつまらないコミュ障の私に、彼女は『浅草行こうよ』と言った。

何故浅草だったのか。

それはずっと前に私が何かの話の流れで『浅草に行ってみたい』と話したのを彼女が覚えていたからだった。

言った本人が忘れていたことを覚えていてしかも一緒に行こうと誘ってくれた。

 

ものすごく嬉しかった。

同時に戸惑った。

 

こんな面白くない人間と1日一緒にいてどうするの?

 嫌われないかな?

 

次第に嬉しさよりも不安が大きくなり理由をつけて断った。

しかし2ヶ月後くらい経った時に店の定休日があることが判明!

そして彼女は言った。

『その日空いてる?』

もう逃げられなかった(笑)

 

職場の人と遊びに行くなんて…と思っていた。

けど、右も左もわからない、完全受け身の私といても、彼女はよく笑う。

たくさん話をしてくれて、私の話を聞いてくれる。

私が話したことを笑ってくれる。

それはものすごく嬉しいことだった。

 

結果私たちは仲良くなれた。

仕事帰りにどこか行くことも多くなったし、休みの日に一緒にでかけることもあった。

 

そして彼女以外にも私に声をかけてくださる方がいた。

2個上のお姉さん。

私のことなんて無口で根暗な部分しか知らないだろうに、『ご飯行こうよ』と誘ってくれた。

これまた適当に受け流した。

 

でも、私が仕事を辞めることになり、その際にこのまま彼女と疎遠になるのは嫌だった。

勇気を出して自分から誘ってみた。

『ご飯行きましょう。いつ空いてますか?』

もし、その場のノリで言ってたんだったらどうしよう。

本当は行く気なんてないかも…。

 

そんな私の不安をよそに彼女は空いている日を教えてくれて、あっという間に実現してしまった。

そして彼女もまた、私のささやかな夢を何度も叶えてくれた。

 

今まで常に受け身だった私が、初めて人を誘ってみた。

その些細なことが私の人間関係を変えた。

 

誰だって誘ってくれたら嬉しいんだ。

私だって、嬉しかったように。

自分から行動するだけでこんなに違うんだと身をもって知った。

 

ちなみに上に書いた2人は出会いから三年くらい経ちますが今も連絡を取り合っています。

 

本当に友達が欲しいなら自分から誘わないとダメ。

幸いなことに関東には人が多い。

別れがあったとしても出会いがある。

 

これもまた上京して良かったことの一つです。

 

自分に合った仕事のすすめ

生意気らしく語らせてもらいたい。

 

私は現在25歳。

転職回数は8回ほどになる。

ニートをしては仕事。辞めてはニートを繰り返していたらいつのまにかこんなに転職していた。

まぁ、正規社員じゃないと言うのも理由だけど。

 

その中で自分に合う仕事と合わない仕事と言うのがわかって気がする。

合わない仕事の時はひたすら仕事とどう向き合えばいいのか考えていた。

あの子はあれだけ出来るのに、わりきってやっているのに私は…。

こんな風に思ってしまったらもうダメだと思う。

仕事が苦痛で精神的にどんどん消耗していく。

私にとって接客業がそうだった。

一向に慣れない仕事、向上しない技術。

こういうのは本人に合ってない。

最近はこう思うようにした。

 

そして飲食業に転職。

私は水を得た魚になった。

いくら叱られても、人より技術が及ばなくても、それでも頑張ろうと思えた。

自分の実力をあげることに貪欲になれた。

辞める時はなんでこんな楽しい仕事を辞めるんだろうって本気で思っていた。

こういう職業が本人にとって合ってる仕事なんだと思う。

好きな仕事なら多少のやりたくないことも許容できるしね。

 

 

仕事は甘くない。

でもできれば誰だって好きな仕事をしたいと私は思う。

20代前半で好きな仕事に出会えた私は幸せだ。

 

ただ悲しいことに合っている仕事が必ずしも『向いている』とは限らないこと。

 

一緒に働いていた方のことなんだけど自分は座っている仕事は苦手だ、飲食が合ってるって言う方がいた。

しかし何事もこだわりすぎてものすごく時間がかかる人だった。

多分、それは飲食では致命的ではないだろうか。

何年もやった上でのこだわりならばわかるけど、彼女はまだ一年足らず。

人から言われてもいない仕事までやって、結果遅くなる。

それで飲食なんて気性が荒い人が多いから怒られてずーっとへこんでる。

気持ちの切り替えをできないと厳しい業界だと思う。

 

失礼ながら彼女は向いていないな、と思った。

もしそれでも彼女に情熱があれば続けられたかもしれないけど、やはり彼女は一年迎えることなく辞めてしまった。 

 

要は自分の好きな仕事をするのが一番だと思う。

好きだとたとえ向いてなくても努力できるし、努力は実力として返ってくる。

 

自分の好きなことに出会えるまでどんどん挑戦することが一番‼︎

合わなくなったら辞めればいい。

自分の人生なんだから、自分で豊かにしないとね。

 

そんな風に思う私なのでした。

 

年長者をなめてはいけない

私は驕りの塊みたいな人間だから自分より仕事の出来ない人間に辛く当たったことがある。

それは親子ほど年の離れた年上の女性に対して。

 

どうしてこんなこともできないの?

どうして広い視野をもてないの?

 

なんて思っていたけど何もわかってなかったのは私だった。

私が辛く当たっても彼女はいつも軽く受け流していたように思う。

きっと大人の対応をしていたのだ。

本心ではこんな年下に怒鳴られて腹が立ったと思うけど表情にでることはなかった。

時々彼女が差し入れしてくれるお菓子は本当にセンスが良くてお洒落で、20代の私では気後れするような美味しいものだった。

これは〇〇のお店の〜と興味深い話をしてくれたし、やはり私よりも何倍も『世界』を知っていたんだと思う。

 

コミュ障の極みのような私とは違い、他店の方とも友達のようにフレンドリーに話しているようだった。

きっと私生活では人脈も多いのだろう。

 

私が仕事を辞める時は私が胃が弱いことを気遣って腹巻をくれた。

20代の私が使うにも恥ずかしくないようなかわいいデザインだ。

そういう心遣いも出来る、本当に優しくて品のある女性。

 

私がいかに小さな人間か今ならわかる。

仕事を離れた今だから彼女の人間としての凄さがわかる。

あの時を経験してるからこそ、今は年長者を敬いたい。

そう思う。