本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

頭の回転が速い人の話し方

読みました。
著者の岡田斗司夫さんの本はこれで二冊目。
一冊目は『あなたを天才にするスマートノート』という本です。
簡単に言うとノートに書くことで頭の中で整理できなかった事柄をまとめる方法について書かれている本です。
『スマートノート』でもなるほどなぁ、と思ったけど、著者は何でも文章化するのが好きらしい。
これが私の性格ととてもマッチする。
今回の『頭の回転が速い人の話し方』は、トークの技術が書かれているのかなぁと思ったら、これもほとんど脳を鍛える方法に書かれている。
しかもとてもわかりやすく事細かにレベルアップできる方法について書かれているからいきなり人と話するのは・・っていう私みたいなコミュ障でも実践しやすい内容。
ああ、私は誰に対しても家族みたいな会話を求めていたから躓いてたのね、ってストンと腑に落ちました。
社会では社会の、仲間内では仲間内のコミュニケーション法があります。
そんな当たり前のことすら私はわかっていなかったんですね。
口数が少ない人は思っていることの4倍話す・・・。
ついつい会話でも『最適解』を求めてしまう私だけど、これからは思いついた言葉をぽんぽんと話す練習をしてみたいと思います。
そうやって会話を繋ぐ練習をしてみよう。
そのほかにはトップギア、ミドルギア、ローギアの3項目について書かれた章が面白いです。
読んで気づいたのは私はローギア、トップギアをちゃんと使えていたこと。
ただギアチェンジが下手くそだったんですね。
特に読んでいて思ったのは私はミドルギアが低いってこと。
アチェンジが急すぎる。
アチェンジが上手くできていたらコミュニケーションももっと円滑に進められるんだろうなぁ。
嬉しいことにギアチェンジの鍛え方もばっちり書いております。


これが1400円というのは安いなぁ、と思います。
これも借りたんだけどね(笑)
まえがきではちょっとイラっとする文章もあったんだけどあとがきでちゃんとした説明がされてあって何だこの人いい人じゃん、って印象がガラリと変わりました。
最近では最もおすすめの本かも!
この本のおかげでドラマや映画、本などをもっと楽しめそう!
あと相手に気持ちよく話させる。
大事なことを再確認しました。


しんどい時はビジネス本、自己啓発本なんて読みたくないー!ってなるときもあるんだけど今回の本に関しては前向きになれたのでよかったと思います。
さぁ、ドラマみよ。