本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

アナと雪の女王観ました

二度もアナ雪を観に行きました。
がっつりネタバレ感想。


いやぁ、一度目はちんぷんかんぷんだったことも(子供向けにしてはちょっと難しくない?)、二回も観れば理解できて、今度は涙腺が緩む場面も。
感想。
一度目はラストにええ!?でした。
てっきり姉妹二人でアレンデールを守っていくと思っていたから、離れて暮らすという選択に驚き。
というか寂しい気持ちになりました。
序盤の楽しそうな場面があったから余計に。
でも二回目は、この選択が一番ふさわしいんだろうなと思った。
エルサはずっと自分が普通ではないという感覚で生きてきたんだろうし、他の精霊たちやノーサルドラの人たちと自然と共存して生きていく方がアレンデールの女王でいるよりも幸せな気がして。
でも姉妹はずっと一緒だと思っていたからやっぱり寂しくて。
どこかリアルだよね。
現実の姉妹だってずっと一緒にいない。
やがて自立していくから。
エルサとアナも自分の道を歩んで行ったんですね。
1と2の間の短編もレンタルして観たんだけど、やっぱり姉妹愛が強い。
今までの分を取り戻すかのように一緒にいる二人を見たら余計にラストが切ない。
いや、めちゃくちゃハッピーエンドだけどね、物語は。
ストーリーはよく続編でこんなに1からつなげたなと思いました。
1を観た時は(見返しました)、両親の行動だったり、死だったりがぞんざいな扱いに感じたけど、2はその理由がしっかり描かれていました。
ストーリー考えた人、天才。
個人的に1はアナ、2はエルサに感情移入しました。
1ではアナの純粋さがかわいくてかわいくて。
2ではひたすらエルサかわいそう・・でした。
アナがポジティブなのに対してエルサはネガティブすぎる。
でもそのネガティブに追い打ちかけるストーリーですよ。
でも1と違うのはエルサも立ち向かうところ。
本当に素敵でした。
かっこいいし自分でなんでもできそうな女性だけど、アナへの愛や信頼を見ていると弱さも受け止められる人間になったんだね・・と1を観た後に感じられました。
それに応えるアナ、本当に強い。
アナはクリストフとかオラフとか、精神的な支えがあるけどそれに頼らないでも前へ進む強さがある。
本当に純粋さの塊のような人ですよ。
こういうキャラクターを見て子供たちは健やかな心を育めるんじゃないでしょうか。


ミュージカル好きとしては歌パートは本当に眼福ならぬ耳福でした。
実はこの映画を観ようと思ったのは歌が素敵だったから。
Amazonmusicでディズニーメドレーの一番最初に今作の『イントゥ・ジ・アンノウン』が出てきて、何気なく聴いてみたらめっちゃドハマりして(笑)
めっちゃミュージカルっぽいじゃん!絶対観に行きたい!って思って次の日に行きました。
曲で聴いていても十分いいんだけど、映像があると感情移入してやはり涙腺にくる。
特にエルサとお母さんのところ。
もう見どころ満載、笑いと感動のバランスがすごく良い!
大大大満足の映画でした。
できることならまた観たい(笑)