本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

人生で最もステキなクリスマス

 

だいぶ時期がずれた話題になってしまいました。

クリスマスは盛大にイベントを出来たら楽しいだろうなと思いつつ、当日は平常日で毎年過ごしております。
家族にチキンを買ったり、ケーキを買ったりするんですが、イブやクリスマスと微妙にずれたり。
仕事をしていると難しいかもしれませんね(単に面倒くさがり)。

それでも今年は彼氏もできたことなので、クリスマスイベントは楽しめました。
イブと当日はどちらも仕事だったので、少し早めにお祝い。
ぶっちゃけ言うと最近彼氏に対してつまらなさ満載だったのですが、彼が男を見せた!
美女と野獣が好きな私のために美女と野獣のイルミネーションを提案し、プレゼントもそれにちなんだものをくれました。
夜景の見える高級そうなレストランでフランス料理…。
生まれて初めての経験(元ニートの私にそんな経験はないに決まっている)。
もちろん彼にとっても初めてだったけれど、オーダーも一生懸命頼んで、そういう姿はカッコいいです。
お互い初めてのことを不器用ながらに学び、楽しさを共有する。
それが恋愛の醍醐味ですね。
しあわせな気持ちにしてくれた彼氏に感謝です。

やっぱり彼は口数が少ないし、マイペースで抜けているところが私をいらいらさせるけど(笑)、でもいいところもたくさんある人。
私自身学ばされる。

もっと大切にしよう。
そう思ったクリスマスのイベントでした。

なりたい自分になるために

 

劣等感が強い元ニート、現在進行形コミュ障の私が毎年恒例の一年を振り返りをしてみる。

手帳に目標を書く習慣のある私は必然的に新しい手帳がでてくるこの時期に振り返りと新たな目標を掲げる。

 

さてさて、今年の大きな目標は『安定』だったのだけれど、職を変えることもしなかったので仕事の面ではまずまずの合格点。
私生活は予想に反してやや変化があったけれど、これは私にとってプラスになった。
むしろこっちの方こそ安定させることに集中したらもっとうまくいくかも。
欲張ってあれもこれも手をつけたくなるのは悪い癖だな(。-∀-)


さて、メンタルの目標としては広い心を持つ、前向きなどを掲げていたけど、これは大きな成長は見られなかった。
前進は出来たけど難しい課題。
一つわかったのは目標となる人と接点を持つこと。
ただ憧れて見ているだけでは、その人のようになるには難しい。

反省をすると問題点も浮かんでくる。
大事な作業です。

でも頭だけではそのうちブレてくるのでそんな時に役立つのが手帳。
かれこれ手帳に目標を書き続けて3年になるのだけれど、毎度のこと楽しい。
そう。目標を決めて、たとえ達成できなくてもそれに向けて頑張るのは楽しいのだ。

なりたい自分を見失わずに済むし、年々明確になってくる。
最初はぼんやりとしたイメージだったのが、具体的になる。
これは思わぬ副産物なんだけど、明確なってくると今の自分に対しての劣等感が少し減るんだな。
私は広い心を持ちたいし、人に優しくなりたい。
そう思うことに私が変わり者であるかどうかは関係ない。
以前は人と違う自分が嫌だったけど、今は誰かに迷惑をかけない範疇であれば変わり者でもいいかと思っている。
これが私だくらいに思えたのは大きな進歩。

 

いらない悩みを抱えるよりも明確な目標のために動いた方がよほど時間を有効に使える。
いらない悩みよりも、向き合わないといけない悩みについて考えた方がいい。

 

 

手帳は私の道標のようなもの。
なりたい自分になれるように新しい手帳にたくさん書き込もうと思います。

人間風車

10月に観に行った『人間風車』について。

出演するミムラさんが好きでアフタートークのある日を狙って行きました(大正解でした)。

 

予備知識無くして行ったのだけれど隣に座った大学生くらいの女の子たちの会話から何度も再演している人気作品だそう。

どれどれと気負わず幕開けを楽しみにしていたのだけれど、結果的にそれが裏目に出たというか、主催者の思惑通りと言うか(笑)

 

いろいろ衝撃作品だったのだと知ったのは終わった後でした。

 

鳴り響く銃声、悲劇の瞬間(観た人はわかると思う)。

泣くかと思いましたよ、本気で。

なに。この後味の悪さ。

吐き気を催すレベルですよ(一応褒めてます)。

主人公は売れない(そして空気も読めない)作家。

よくもまぁ、彼女に引き金となるような言葉を言われたからってあんなシナリオを考えつく。

そもそも彼女が悪い点なんてあるのか?と私は思っていた。

彼女はある事柄について罪悪感に苛まれていたのによりにもよって恋人からあんな無神経な言葉を聞いたら取り乱すでしょうよ。

それを、『作家』ときたら…。

 

後悔してももう遅い。

誰一人救われないシナリオ。

ホラーということも知らず観に行った自分が悪いのだけれど気持ちの悪さを拭えない作品でした。

 

しかしその後のアフタートークは和やかな雰囲気。

 ミムラさんがよくしゃべる(笑)

役作りから神さまへのお供え物の話まで幅が広い。

主役の成河さんから変態と言われるほど博識(笑)

そういうところもファンは好きなんです。

一番素敵だなって思うのがそんな風にお芝居でもトークでも観客を楽しませた後に、季節のことにも触れて体調を気遣うようなことを発言をされていたこと。

演技に人間性は関係ないけれど、こういう一面を知ると役者以外のところでも尊敬というか、憧れを感じる。

こんな人になりたいものです。

 

 

演出といい、ストーリーといい、今までの私が触れてこなかった作品だったので非常に動揺する反面、印象に残る作品になりました。

 

 

 

 

恋愛は旅のようなもの

 

恋愛に悩んでるとき、まさかのドラマによって納得した答えを得られた。


振り出しに戻るのは簡単だけれど、平坦な道や迷路もある。
謎もある。
それを乗り越えるのが醍醐味というか、学びというか。


相手がこうしてくれない、こんな態度だった。
当然人間だから腹を立てたり幻滅したりする。
だけどそれをいかに受け入れ、良好な関係を築けるかは自分次第なのだと思う。
苦労なくしては継続できない。
自分を成長させなければ寄り添えない。
恋人はある意味自分の鏡。

そうした互いの心を磨く積み重ねを経てもその相手と合わないのだとしたら、それこそ導き出した結果。
残念ながらお別れするべきだろうしそれが互いのためなのだろう。


そう思うからこそ、まだ何もしていないうちに別れたくはない。


私は誰かを愛することはできないから、愛することを知らないから、感情が長続きしない。
好きになった相手と付き合っても、相手の求めるものが重く、継続できない。
相手を受け入れられない。

相手が悪い場合もあるけれど、大抵私が原因だ。
今度こそ、向き合いたい。
結局は自己愛のような気がするけれど。
それでもこういう考えでいると自分の傍に誰かがいることが嬉しく、感謝で溢れる。

 


恋愛は旅のようなもの。
だから一人でするよりも二人の方が豊かになる。
発見がある。
楽しみがある(と、信じたい)。

素敵な方との短くも貴重な会話

 

最近私の運気が落ちている。
仕事が忙しく、愚痴の多い職場での機嫌取りに疲れてしまったのだ。
一方プライベートでは彼氏とも上手くいっておらず、家族の問題も山積み。
心身ともに疲れ切っている時、職場で尊敬する方と話す機会に恵まれた。
その方とは特別親しいわけではない。
私が一方的に尊敬しているだけ。
彼女(私よりも10個ほど上の女性)は仕事はきっちりとこなし、プライベートも充実させている。
オーラに余裕があるという感じ。
何より尊敬するべきところは人の悪口を言わないところ。
仕事をガツガツはやらないけど、人並み+αして、休むときはきちんと休む。
人に媚を売る真似はせず、風のように流れに任せるような人。
彼女と顔を合わす機会があったため、少しでも彼女とコミュニケーションがとりたくて、勇気を出して話をしてみた。

年下のあまり話したことのない人物に突然尊敬しているなんて言われても気色悪いだろうに、やっぱり彼女は風のように答えてくれた。
親身な方というわけではなく、清々しいそよ風のよう。


『私にも気分の浮き沈みはあるよ』
『下に落ちたらあがるだけだからね』
『愚痴を言ってる人はずっと治らない』
『怒ることにもエネルギーが必要だし愚痴を言う人は自分から問題を探してる。結局自分が疲れる』


全部ためになる話だった。
やっぱり、とても素敵で自然体な人だった。
毎日追われていると言いながらポンポン出てくるボキャブラリーの数々。

こんな女性になりたい。

ブログや心のうちでは言うことがあっても、誰かの前で誰かを傷つける言葉は言いたくない。
少なくとも愚痴はやめよう。

彼女と話していてそう思った。

彼女のように自分の人生の舵をしっかりととれるようになりたい。
誰かのせいなんて言いたくないし、自分がすることに責任を持ちたい。

姉にそんな人になりたいと言ったら『なれるよ、あんたは』と言ってくれた。


今日は気分良く眠れそうだ。