本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

月10万前後で生活できる

20代前半の時の私が聞いたらびっくりする事実です。
あの頃は20万以上の給料をもらっていて、最低生活費が17万でした。
17万は一人暮らしとしては平均的な額ではないでしょうか(私はルームシェアしてたんだけど)。
贅沢したら食費に6万も使っていて軽く20万オーバーはしていたんだけど、とりあえず17万あれば生活できるって意識は20代前半でありましたね。
それから数年後。
20万以上の給料はもらい、潤った経済状況だったのに心はどんどん荒んで行ってしまい、病気を発症。
ついに退職するまでに悪化してしまい、無職期間へ突入する。
微々たる貯えと失業保険で生活することになりました。
以前のように毎日スーパーのお惣菜、コンビニ飯はできない経済状況です。
幸か不幸か、薬の副作用なのか食欲が激減。
一日一食になったことで最低3万使っていた食費はだいぶ抑えられました。
病気発症時と同時期に一人暮らしを始めたので金銭的なハードルは前よりあがったんだけど、仕事、家族を支えなきゃいけないプレッシャーから解放されて心にゆとりができたことを覚えています。
心にゆとりができたので、節約に関してもじっくり考える時間がもてた。
失業保険と貯金で生活しなきゃいけないわけだから贅沢できない・・と思ってたんだけど意外とお金使わない・・?
第一普通の人が使うであろう交際費は私の場合0円。
この時で生活費をぐっと抑える術を学びました。
そして現在。
以前のような社畜のような働き方を辞めたことで給料激減。
だいたい手取り15万円くらいですかね。
6万円のアパートに住んでいるから残り9万円で生活しなくちゃいけない。
でもね、意外とできるんだ、これが。
社会復帰して半年余りになるけど、今のところ生活できない!赤字!となったことはないです。
突発的な国保代請求、保証人の立替代だったりで予想外のお金が飛んで行ってしまったんだけど。
しかも実家に帰省したから軽く3万は飛んだんだけど。
でもそういう時に限って仕事の残業が増えたりして結果的にプラマイゼロ。
神様は優しいなぁと思いましたね。
これから2月になり、出勤日数が減って生活は苦しくなる。
それならそれで掛け持ちバイトをするか、現在の仕事を増やします。
決して贅沢はできないし、貯金できるかは怪しいところだけど、手取り15万での生活、できないわけじゃないです。
切り詰めたら10万でも生活できることがわかりました。
家賃補助もないですし、親からの援助もないです。
今のところ国からの援助もなし。
3か月に一回の美容院(だいたい1万円)もちゃんと行けてます。
服もなんだかんだシーズン毎に買ってます。
それでも生活できるもんです。


ただ今後のことを考えたら障害者手帳も欲しいなと思ったりもします。
でも今の会社に精神疾患がばれるのは嫌だな、と。
国から認められて障害者になると、住民税が減額されたり、障害者手当がもらえたり、今よりは生活が楽になると思うんです。
何より私が魅力的に思ったのは障害者枠の仕事に就けること。
障害者手帳を持っていないと会社にとってメリットがないので採用してくれるかわからない。
でも手帳を持っていれば会社にもメリットがあるから堂々とその職に就けると思うんですね。
病気にも個人差があるから絶対そうだと言えないけど、健常者と同じく仕事をすることがとてつもなく辛いって思う時が時々来ます。
私の場合難聴も患っているからコミュニケーションも結構きつかったりする。
甘えられるものなら甘えたい。
国からの援助が欲しいと思うのも本心ですね。

 

1日一食に戻り、月に10万円で生活する。
自力でできる最大限をしてみる。
やってみたいことの一つです。