本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

恋愛は旅のようなもの

 

恋愛に悩んでるとき、まさかのドラマによって納得した答えを得られた。


振り出しに戻るのは簡単だけれど、平坦な道や迷路もある。
謎もある。
それを乗り越えるのが醍醐味というか、学びというか。


相手がこうしてくれない、こんな態度だった。
当然人間だから腹を立てたり幻滅したりする。
だけどそれをいかに受け入れ、良好な関係を築けるかは自分次第なのだと思う。
苦労なくしては継続できない。
自分を成長させなければ寄り添えない。
恋人はある意味自分の鏡。

そうした互いの心を磨く積み重ねを経てもその相手と合わないのだとしたら、それこそ導き出した結果。
残念ながらお別れするべきだろうしそれが互いのためなのだろう。


そう思うからこそ、まだ何もしていないうちに別れたくはない。


私は誰かを愛することはできないから、愛することを知らないから、感情が長続きしない。
好きになった相手と付き合っても、相手の求めるものが重く、継続できない。
相手を受け入れられない。

相手が悪い場合もあるけれど、大抵私が原因だ。
今度こそ、向き合いたい。
結局は自己愛のような気がするけれど。
それでもこういう考えでいると自分の傍に誰かがいることが嬉しく、感謝で溢れる。

 


恋愛は旅のようなもの。
だから一人でするよりも二人の方が豊かになる。
発見がある。
楽しみがある(と、信じたい)。

素敵な方との短くも貴重な会話

 

最近私の運気が落ちている。
仕事が忙しく、愚痴の多い職場での機嫌取りに疲れてしまったのだ。
一方プライベートでは彼氏とも上手くいっておらず、家族の問題も山積み。
心身ともに疲れ切っている時、職場で尊敬する方と話す機会に恵まれた。
その方とは特別親しいわけではない。
私が一方的に尊敬しているだけ。
彼女(私よりも10個ほど上の女性)は仕事はきっちりとこなし、プライベートも充実させている。
オーラに余裕があるという感じ。
何より尊敬するべきところは人の悪口を言わないところ。
仕事をガツガツはやらないけど、人並み+αして、休むときはきちんと休む。
人に媚を売る真似はせず、風のように流れに任せるような人。
彼女と顔を合わす機会があったため、少しでも彼女とコミュニケーションがとりたくて、勇気を出して話をしてみた。

年下のあまり話したことのない人物に突然尊敬しているなんて言われても気色悪いだろうに、やっぱり彼女は風のように答えてくれた。
親身な方というわけではなく、清々しいそよ風のよう。


『私にも気分の浮き沈みはあるよ』
『下に落ちたらあがるだけだからね』
『愚痴を言ってる人はずっと治らない』
『怒ることにもエネルギーが必要だし愚痴を言う人は自分から問題を探してる。結局自分が疲れる』


全部ためになる話だった。
やっぱり、とても素敵で自然体な人だった。
毎日追われていると言いながらポンポン出てくるボキャブラリーの数々。

こんな女性になりたい。

ブログや心のうちでは言うことがあっても、誰かの前で誰かを傷つける言葉は言いたくない。
少なくとも愚痴はやめよう。

彼女と話していてそう思った。

彼女のように自分の人生の舵をしっかりととれるようになりたい。
誰かのせいなんて言いたくないし、自分がすることに責任を持ちたい。

姉にそんな人になりたいと言ったら『なれるよ、あんたは』と言ってくれた。


今日は気分良く眠れそうだ。

 

マザーテレサ 愛のうた

伊東えりさんが出演している『マザーテレサ〜愛のうた〜』を観劇しに行きました。
冒頭から良い作品の予感がじわじわ。

みなさん舞台役者だから当然だけど滑舌が良くて聞き取りやすい。
あと台詞がとても自然。
音楽劇って不自然な台詞回しでちょっと物語に入りづらかったりするのだけど、この作品は皆さん歌うように話すのが得意?なのかとても自然で違和感がなかった。
違和感があると会話なのに歌?って気持ちになってしまうから。

皆さんそんな風に上手なんだけどやっぱり伊東えりさんは特に上手だな、と。
もともとの声が歌のようというか、羨ましい声音です。


マザーテレサを題材にしているからとてもシリアスな作品だと思っていたのだけど、意外とコミカルなシーンもあるし(マザーテレサがとてもポジティブでお茶目なキャラクターだった)、明るい印象もある作品だったのは意外。
それが作品と合っていない白々しい明るさではなくて、とにかく前向きでポジティブな明るさで良いなと。
だからより一層シリアスなところが際立つ。
ポップな歌からオペラ調のような歌にガラリと変わってその歌が、歌というより『祈り』。

 

マザーテレサはこんな素晴らしいことをしたと伝える作品と言うよりは一人の人間の行動力が多くの人を救ったことがよくわかる作品。
特にかつての教え子達がマザーテレサの意志を受け継いでいるくだりはとても素敵なシーン。
スバシニ=シスターアグネスのマザーテレサへ抱く思いって本当に胸が熱くなる。
最初は先生と教え子としてありふれた関係性だったのだけど、マザーテレサのあまりにも強い意志と行動力にスバシニは彼女との違いを痛感してしまう。
マザーは特別な人だから自分はこの先見ているだけしかできない…そんな風に悲しく思っていたスバシニだけど、その思いをマザーテレサ同様ポジティブに変換させる。
マザーテレサが一人では何もできないと打ちひしがれそうになったちょうどその時、裕福な暮らしを捨ててついにマザーの意志を実行するために動き出すスバシニの美しさと言ったらない。
マザーの背中を見ているだけと思っていたスバシニがマザーと共に歩むべくシスターアグネスになる。
このシーンは特別な人だけが特別な偉業を成し遂げるのではなく、普通の人だって本人の意思と行動で偉業を成し遂げることができると言われているようで希望を感じた。


マザーテレサは終始神様から役目を賜ったような言い方をしているんだけど、それは伊東さんも同じなのかなと思ってしまった。
それほど彼女の歌声が神様の声に聞こえたから。
伊東さんの歌声を聴いて救われる人って絶対いる。
特にマザーテレサノーベル平和賞を受賞した時の歌唱はマザーテレサと伊東さんがシンクロしたみたいだった。

 

マザーが抱いていたことって、人間誰しも神様=良心があるってことなのかな?
人というものについてよく考えさせられました。

 

良い作品の時はずっと観ていたい気になるけどお芝居である以上必ず終わりが来てその切なさと言ったらないですね(T-T)


善い行いをしようと思えるそんな作品でした。

 

旅行計画で一苦労

 


久しぶりに彼氏が出来たもんだから付き合っている実感を得たくて早々に計画した旅行。
実は行く前から後悔…(笑)
同じく早々に旅行に行った姉は3ヶ月を迎えることなく別れた。
曰く『付き合って間もないとお互いにまだ心も許せてないしつまらない』。
人並みに旅行をし、プランも自分で計画出来る姉は彼氏の慣れてない感に少しガッカリしたみたい。

そして私達。
年下彼氏君の楽観さと言ったら‼︎
無知だったら普通調べたりしないもんですかね。
楽しもうという意欲が…ですよ。
楽しみだねーと言いながらも計画はグダグダ。
普段のデートすらリード感全くなし。
行く前からストレスを感じる日々(笑)
私も受け身ではいけないと新幹線の切符を手配したり、旅館の候補をあげたり、ガイドブックを買って時間スケジュールを決めたり。
慣れないことをして疲れました…。
楽しみよりも疲れの方が大きいですよ。
彼がしたことと言ったら私があげた候補の旅館を予約したこと。
しかもその予約すらグダグダでした…。
でもそれなりに苦労したからこそ当日は楽しまなくちゃと思います。
正直彼の無知やマイペースはかなり腹が立っていますがそれは私の恋愛初心者ゆえの感情でしょう。
年下の彼氏を持った私がしっかりせねば!

ていうかそんな彼を許して見守るくらいの器がなかったら今後付き合っていけない。
これもまた学びだなぁ。
コミュ障が恋愛すると自分の至らなさを痛感しますよ。

精一杯楽しもう!

 

アラジン

9月に劇団四季のアラジンを友達と観に行きました。

9月、少し忙しかった私。

けれどアラジンはものすごく楽しみにしてた。

なんたって10年以上ぶりの劇団四季

ものすごく人気なのでしょう。

満席で当日券もないご様子。

実はアラジンは観たことがなくて今回のミュージカルが初である。

曲は有名だからさすがに知っているものもあるけど、内容はさっぱりでヒロインの名前すら知らず、主人公がアラジンなのかジャーニーなのかもわからなかった(笑)

 

大好きな舞台を友人と行けることに浮かれつつ向かう。

四季独特のキャスト一覧をパシャリ。

撮影オッケーの物は物珍しさから写真を撮らずにはいられなかった。

友達はグッズを購入していたけど私は買わず。

なんとなく、今回はいいかと。

 

席はA席なので端。

5列目なのでものすごく近かったけど首が痛いのなんの(;_;)

S席にすればよかったと後悔したのは言うまでもありません。

いざ舞台が始まるとビックリ!

アラジンってこんなにダンスの多い舞台だったんですね。

華やかで眩しくてお姉さまお兄さま方の整った肉体美と言ったら(笑)

個人的な感想を言うとアラジンって言っていることやってること滅茶苦茶(笑)

基本的に優しいんだろうけどお母さんの自慢の息子になりたいって言いながらも盗みを働くし、純粋なジャスミンには嘘を重ねるし。

振り回されるジャーニーが可哀想でならなかった(とても明るく楽しいお話ですけどね)。

あまり好きなキャラではなかったです。

ディズニー系の男キャラは少しひ弱なイメージ。

 

はっきり言うと自分的にものすごくはまった作品ではなかったんだけど、ジャーニーがディズニーメドレーを歌いあげるところはやっぱり楽しくて、魔法の絨毯のシーンは劇団四季って本当に夢の世界なんだなと実感した。

楽しく美しく、カーテンコールさえ和やか。

負のオーラのない場所に思えた。

お客さんも慣れている方が多いのか劇場が一体となっている感じがした。

 

最後、アラジンとジャスミンの役者が手を握り合ってて(カーテンコールの時)、とても嬉しくなった。

最初から最後までアラジンとジャスミン

2人がずっと仲良く暮らしていくかのような未来を見せてもらった感じ。

 

こういう楽しい作品は舞台初心者でも楽しめるかもしれない。

ちなみに舞台を全く観ない姉は何故かアラジンだけは見たがってたんだけど、もうチケットなかった(笑)

機会があればリトルマーメイドを姉と一緒に観に行きたいな。