本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

職場のパワフルウーマン

以前の職場にもいたけど現在の職場にもパワフルウーマンがいる。

そういう方はとてもエネルギーに溢れていて周囲にも良い力を与える。

彼女は時間が固定のシフトで、残業は全くしないんだけど、自分がいる時間できっちり仕事をする人。

失礼な例えではあると思うんだけど他の方が80パーセントの力で働いているとすれば彼女は120パーセントの力で働いているような感じ。

観察させてもらったら割り切り方がとても上手なのだとわかった。

自分の仕事を100パーセントにできるようにする。

それは自分1人ではなく、自分たちの仕事全体を見渡した上でのこと。

それができる状態であれば今度は店全体の仕事をカバーしている。

自分の仕事が100パーセントできない状態であれば全くやらない。

 

とても厳しい方である。

エネルギーにも溢れているから周りとの温度差ははっきりと感じるけれど、私は彼女が好きだ。

だってこんなにも仕事は100パーセントこなせるのに、プライベートもものすごく充実させている。

よく旅行にも行くし、サブで自分の好きな仕事もしている。

イベントごとには必ずみんなに差し入れをして盛り上げてくれる。

 

仕事の面では本当に妥協を許さない人ではあるんだけれどそれを誰もが認める実力者であることがとてもかっこいい。

 

人によっては嫌だと思う人もいるかもしれない。

本当に厳しいから。

エネルギーの違いが歴然としているから。

 

でも私は憧れずにはいられなかった。

彼女が憧れでなりたい目標である。

 

『私はね、歳を重ねても充実した生き方ができるって証明したいの』

 

彼女はとびきりの笑顔でそういった。

 

十分今でも証明していると思う。

今をこんなにも生き生きも生きている人に年齢の壁なんて考えられない。

きっとおばあちゃんになっても彼女は笑っている気がする。

 

ただ残業すればいいわけじゃない。

ただ周りに優しくすればいいわけでもない。

最近どうすればいいのかわからずぶれていた私には良い道標だった。

生き方の目標を教えてもらった気がする。

 

身近に目標にしたい方がいてくれるのって幸せ。