本来無一物

本来無一物

時に極端に、時にふらふら〜と生きている日常を綴ってます。

あてにするな、馬鹿者よ

少し挑発的なタイトルをつけてみた。
個人的なことになるし、世間に対してのものでもある。
今の世の中親子の共依存が激しい気がする。
御互いを尊敬しあって、良好な関係を築けるようであればそれはそれでよいことだと思う。
だけど特別な場合を除いて、成人した子供の面倒を過保護に見たり(ニートや実家暮らしの方)、いつまでたっても親のすねかじりをしている人は無性に腹が立つ。
双方に対して、いい大人なんだから!と思ってしまう。
自立という言葉がある通り人は自分で立つもの。
いつまでも親の立(建)てた国(世界)で生きているのはどうなのか。
親が子供の立(建)てる国(世界)に介入するのはどうなのか。


本当に個人的な話になってしまうけど、私の親は「死んだら何もしなくていい」といった言葉をよく言います。
ニュアンス的にはどうでもいい、という意味です。
けれど、そんなことを言うなら葬式代くらい自分で工面して、と言いたくなります。
私の両親は借金がある。
親が死ねば当然その借金のしわ寄せは子供たちに来る。
そうならないように生前にいろんな手続きをしたいのに「嫌だ」と言う。
出て行ったのはお前たちだろう、と恨み節をよく言われるけれど、子供に親の介護を求めるなんて筋違いだと思う。
こんなことを思ってしまうのはかつて子供時代にいろいろ言われたからでしょう。
もちろんのこと、18を過ぎたら自分で歩けと言われた通り大学進学の道なんてなかった。
今となれば大学進学に興味もないし(行こうと思えば自力で行けるし)、私もフリーター経験で4年間実家暮らしをしたからそれに関しては文句はない(というか育ててもらった時点で言えない)。
なんだかんだ22年間お世話になった親だし。
最低限の面倒は見るつもりではあるけれど(今ではそこまで関係も悪くない)、自分の足で歩くことをもっと学びなさいな、と思ってしまうのが本音。
時代はどんどん変わって新しい制度も増えていく。
それを柔軟に取り入れなくては生きていけないのに、いつまでも古い慣習に縛られて、借金ばかり増える。
黙っていても生きていくにはお金がかかるんだからどうしたら少しでも支出を減らすことができるか、納めるものはどれだけあるか、お金について、人生について学んでほしい。

 

最終的に何を言いたいのかというと、子供は親をあてにするな。
親は子供をあてにするな。子供に苦労をかけて死ぬな。

この三点でしょうか。
ちなみに私自身は独身を貫き通したいです。
もちろん終活は自分一人ですることになりますし、万が一にも遺産が残れば(残さず死ぬつもりですけど)、姉妹と若者に渡したい。
少子高齢化ですしね。

 

以上愚痴でした。